経営者や採用担当者からよく聞く悩みは
「人が採用できないどころか、そもそも応募がない」
「期待した人材と違っていて、すぐに辞めてしまう」
人が採りづらいだけでなく、採ってはみたものの…。
採用の失敗は費用も時間も失われ、また同じことを最初から。
なによりも、担当業務も抱えながら時間をやりくりして教えてきた職場のメンバーの頑張りがムダになってしまい、また同じことを最初から。の落胆や憤りはやる気を大きく失わせます。
そして人材不足と併せたやる気の低下は、会社の機会損失やサービスの低下につながり、売上や利益の減少など経営面に影響が現れます。
これまでに採用の対策をされていないのなら、早急な見直しをお勧めします。
まだまだやれることがあるはずです。
現状で上手くいっていなくても諦めることはありません。
日々お仕事をされていると、「人」に関することで疑問に思うことや何らかの判断や解決を必要とすることが起こります。
社員のためを思っているのに、どうして思い通りに行かずましてトラブルになるのか?
中小企業は経営者と社員との距離が近いため、つい「言わなくてもわかってくれている」感覚で過ごしがちですが、それがそうでもないのです。
経営者と社員では立ち位置が違いますから、やっぱり言わないことはわからない。
もちろん御社にも「任せられる幹部」や「できる社員」は在籍されているでしょう。
ただ、会社のすべての責任を負い、大小の決断をし、様々な課題の解決に取組み、将来に向けた施策も考える。そういうハイパフォーマーである経営者が、社員一人ひとりに同じ意識を求めても、それはなかなか難しい。
「人」に関する疑問や課題を放っておいたり、強引に片付けると、更に大きなトラブルに発展することがあります。
ネットであれこれ検索するより、身近な専門家への相談が効率的です。
社外の専門家の方が気楽に話せたり、視点が変わる事で対処法が見つかり解決できる事も案外多いのです。
人に関するお悩みはもちろん、大きな声では言えないグチもお聴かせください。
御社にルールはありますか?
ルールとは、物ごとを公正に行うために決めた規則。
ものさし、定規。という意味です。
会社のルールは、就業規則とか社則と呼ばれる、社員に向けて示す社内の決めごとです。
法律を基準にすれば、就業規則は雇用している従業員が常に10人以下なら定める義務はありませんし、どこかで見つけたひな形に社名を入れておいても形式的には大丈夫。
しかしそれでは、そもそも何がルール違反なのかあいまいで、何か起きた時の対処を経営者の一存や心持ち次第で決めることになります。
人によって、公平な処遇がされなかったり、処分が甘かったり厳しかったりでは、社員の不信につながり、さまざまな問題に発展するかもしれません。
社員にイキイキと働いてもらい、質の高いサービスを提供して評判が広がることで、人を惹きつける魅力ある会社にしたいとお考えではありませんか?
そのためには「こうありたい」という想いをもとに、経営の理念や目標を達成し、成長していくための会社のルールが必要となります。
どこかのひな形では、そうはなりません。